つづく…といいながら
昨日、つづく…と書きながら、全然違う話。
私は「頑張れ!」って言葉が好きじゃない。何故好きじゃないかというと、相手の状態がわからないのに安易に使うべき言葉じゃないと思うから。
以前、阪神大震災の時、被災された方のインタビューで「みなさん頑張れ頑張れと言ってくれるけど、頑張れと言われるととてもつらい…。なにもかも失って言われなくても頑張っているのに、これ以上頑張らないといけないのかなぁと思う。」と、いうような内容のことを話されていました。
辛い目にあった人に対して、仕事を一生懸命してる人に対して、まあその他いろいろ、つい「頑張ってね!」「頑張ってください!」って言葉がでますよね。上の被災者の方の例じゃないけど、相手によって受け取り方が変わってくる言葉って安易に使ってはいけないと思うのです。
常套句というか、こういう時にはこういうことをいう、みたいなのがあります。例えば年頃の女性には「彼氏いるの?」、で彼氏のいる女性には「いつ結婚するの?」、で結婚したら「お子さんは?」、で子どもがいたら「次は男の子(女の子)ね!」みたいな…。
そういうお決まりの会話って話す方は楽だからついでちゃうんでしょうけど、その安易な問いにすごく傷ついたという話をなんども聞いたことがあります。
いやいや、言ってる方は悪気は全くないんだからいいやんか!…といえばそうなんですけどね。で、私も言葉がみつからずに「頑張れ!」って言っちゃうことありますけどね(^^;;;でも、自分の中では頑張れって言葉、好きじゃないなぁと思ってしまいます。
お笑い評論家でもなんでもないけど…
桂枝雀が落語のまくらでよく「笑いとは緊張の緩和」であると言ってはりました。もちろん生命の危険を感じるような緊張ではなく、「アレ?」という程度の緊張の後、「な〜んだ!」という緩和があって笑いとなると。その通りだなぁとよく思います。さすが天才枝雀だなぁと思うわけです。(一度生の枝雀を見ておくべきだった…。ほんとに残念です…。)
で、よく思うのが、笑いの中でも時の権力者や強者を皮肉ったりする笑いが世の中ではちょっとワンランク上の笑いだと評価されてるように思えます。なんていうか、教育者の方やえらい教授さんなんかが笑いについて書かれているのを読むと、そういうのが多い。が、しかし、笑いというものそのもので考えると、そういう笑いは逆にレベルが低いんじゃないかと思うわけです。なぜかというと、時代が変われば面白くもなんともなくなるような笑いだから。
で、ほんとの笑いとは枝雀師匠の言ってはるように、なんてことはない、ただの緊張の緩和、なんだと思います。
…つづく
今はまっているもの
ラーメンズにはまってます。
以前、ビジネス関係のMLの管理人さんがラーメンズを紹介されてるのをみて、一度見てみたいなぁと思っていたのですが、そのころレンタルビデオ屋さんにラーメンズがおいてなく、買ってまで観るのもなぁとあきらめていました。
それがこないだビデオ屋さんで発見したのです!
観てみると、これが面白いのなんの!めちゃくちゃ笑えます(^^)
ラーメンズを評するのを観ると、よく「アート的」という言葉が使われています。なんか、普通のお笑いとはワンランク上、みたいな、それを評価している私もワンランク上、みたいな書き方されてるみたいで、ちょっと嫌なんだけど、そんなこと全然関係なしに面白いです。
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